生活習慣病

Lifestyle-Related Diseases

生活習慣病|新小平駅から徒歩8分の内科・消化器内科 - さわだ内科クリニック

生活習慣病

高血圧
血圧が高い状態が続く事で血管の壁に圧力が掛り、その結果、血管を傷めて次第に血管が硬くなり動脈硬化へとつながります。動脈硬化は心筋梗塞、狭心症、脳梗塞などの重症疾患を引き起こします。
高血圧の原因の多くは特定されていませんが、遺伝的要因と食生活(塩分の高い食事)、嗜好(喫煙・飲酒)過多、または運動不足や精神的なストレスなどの環境的要因が重なって引き起こされると考えられています。
脂質異常症
血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多い為に引き起こされる疾患です。
これらの余分な脂質は、動脈の壁にくっついて血管を硬く狭くしていずれ動脈硬化へとつながり、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞などの重症疾患を引き起こします。
コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があり、善玉コレステロールは細胞内や血管内の余分な脂質を肝臓に戻す働きがある為、悪玉コレステロールを減らすことに役立っています。
高脂血症の主な原因は食生活(カロリー過多)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、運動不足、遺伝因子、基礎疾患などが考えられます。
糖尿病
血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる病気です。
人体は、たくさんの細胞から成り立っていますが、この細胞が働く為のエネルギー源がブドウ糖です。
膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り入れる役割を果たしています。しかし、このインスリンの量が不足したり、働きが悪くなったりすると、ブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなってしまうのです。
代表的には自己免疫などによる1型と過食、運動不足、肥満などによる2型に分類されます。
長期間の高血糖により、全身の血管を中心に様々な組織の障害が起こります。心筋梗塞や脳梗塞などの大血管障害や網膜症、腎症、神経障害などの細小血管障害が引き起こされます。
高尿酸血症
血清尿酸値が7.0mg/dlを超えるものと定義されております。
男性が圧倒的に多く、遺伝的素因や過食、肥満、過度の飲酒が原因となります。高尿酸血症に関連するものとして痛風関節炎、腎障害、メタボリックシンドロームなどがあります。
骨粗鬆症
加齢や薬の副作用などによって骨密度が低下する病気です。
女性ホルモンの低下と関わりが深いため、50代以降の女性では早めの骨密度検査をお勧めします。
骨粗鬆症の治療の目的は骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことにあります。薬物療法、食事療法、運動療法を平行して行い、骨密度を維持するように努めましょう。